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植樹ツアー3日目は、ついにスマトラ奥地に向かい、リアウ州クルムタンというところで植樹イベントに参加しました。
到着すると、山の中にもかかわらず、式典の用意がされており、
民族衣装を着た地域の高校生が出迎えてくれました。
重い衣装をつけてい暑いのに、汗ひとつかいていなくてびっくりです。
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この植樹イベントは、APPがすすめる100万ヘクタールの土地の修復と保全のために
フタバガキ(レッドバラウ)というスマトラの原産種を植えていくという活動を
広めるために行うものでした。
植樹の選定は、横浜国大の宮脇昭教授によるもの。
宮脇先生の本はこれまでも何冊か読んで感銘を受けていたので、実際にその活動に参加できたことは
ありがたかったです。

お話はAPPジャパンのタン会長や国際熱帯木材機関のマー・フォンオク博士などVIPがたくさん。
前の夕食の際にマー博士からはブラジルの森林保全についても少しお話を聞くことが
できたので、博士のいう劣化した土地を回復するには原産種を植えることが大事という
お話は腑に落ちました。
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植樹は、それぞれネームプレートが用意されていて感激。
参加者もうれしそう。

今回20haの土地に植樹をするそうですが、どんな森ができるのでしょうか。
野生の生物が戻ってきてくれるでしょうか。

これまで人間が地球に与えた負荷は本当に大きいです。
すぐに修復できるものではないですが
向かう方向をひとつにして、自然と共生できる暮らし方を
少しづつでも広げていきたいものです。

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そしてこちらは、APPさんの植林地。2012年に自然林伐採ゼロを宣言して4年がたちました。
今はユーカリやアカシアといった成長の早い木を植えて、それで紙の生産をしています。

これはアカシア。だいたい5~6年で伐採できる程度まで育ち、最初の1~2年手をかけるだけで
大丈夫だそうです。伐採して1ヶ月後には新たに植樹。
タン会長曰くの「樹木の畑」です。植えて、切って、紙を作る。再生可能な資源ならではの
方法ですね。

しかしさすが、熱帯雨林。日本ではこの成長の速さはありえないです。
成長の早い木を作るために、APPさんはかなりの研究をしているようです。
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そしてこちらは自然林。以前はAPPもこういった自然林を伐って原材料にしていたのです。
地元の人曰く、ここにはスマトラトラや猿もいると。
やはり自然林はさまざまな植生が混在し、多様性があることで生態系が生まれます。
保護林の部分だけでも宮脇先生の推奨する混植にならないのかなあとふと思いました。