Copyright(C)Yayoi Minnowa All rights reserved
Img_5c0caf97537d7577c81638ed3fa7c83b
Img_631fd2bba7304f9d5ad7025ba3ed7754
遅ればせながらあけましておめでとうございます。
昨年は喪中だったので、新年のあいさつもままならなかった歯がゆさがありましたが
今年はご挨拶ができる幸せを感じます。

今年のお正月は本当に暖かったですね。
温暖化も進行し、紅葉が残っていて、梅が咲いてという
不思議な風景を目にしました。

Img_f04141f93bac925d45120422c58d1266
今年は暦の続きがあまりよくなく、一般の企業は4日が始業というところも
多かったようですが、自営業の強みで4日過ぎから箱根と熱海に行ってきました。
お天気もよく、雪の少ない富士山を芦ノ湖から望み、箱根神社や九龍頭神社に。
新年に見る富士山はまた格別ですね。

今年も自分ができることをコツコツとやっていくしかないなと
仕事に介護にバランスのとれた生活をしたいと思っております。
去年後半は体調をやや崩してしまったので、
今年は、基礎体力アップをはからなければと痛感しています。

書籍もまたやりたいのですが、書籍はかなり体力と知力を使います。
いつも上梓すると、何歳か歳をとったように感じるのも確か。
本当に伝えたいテーマが固まったら、またチャレンジしたいと思っています。

世の中は内戦や貧困や杞憂することが数々。日本も迷い道に入ったまま。
そんな中でも、きちんと自分が発信できることは声を上げ、世の中が少しでも
良い方向にいくことを応援し、小さいことでも実践していきたいと思っています。
まあ、それにしてもじっくり、ゆっくりペースで。


Img_9666a4f7ce5f39ce0c608558699b5510
ミッション地区最後は、お目当てのオーガニックスーパー「Rainbow Grocery」。
ここはもう「Whole foods market」が誕生するはるかに昔に誕生した老舗の
オーガニックスーパー。

お肉も魚もなくて、ベジに特化しています。

そして、売り方はできるものはすべて量り売り。その数800種類。
野菜だけでなく、オリーブオイルやお酢といった液体だって量り売り。
昔ありました。空いた瓶を持って酒屋さんに買いにいくスタイル。あれです。
ただ、ボトルはもう少しおされなものを売っています。

たとえば、豆だけでも数十種類があるでしょうか。
それもすべてオーガニック。圧巻です。

Img_1938b3135e3d6d8607b35d84308f527f
Img_72105eb26cb2e38902e90a2cb464f1d0
豆はバーを押すと一定量出てくる
Img_b45e9c50112666b7a8444976a2840886
ビネガーの量り売り
店内は自然光を入れて照明を減らし、太陽熱を利用し、ローカルなフードを
大事にし、もちろんパッケージのゴミは最大限減らすと
環境を真摯に考えた店づくりです。

私もオーガニックのトマトを買いましたが、おいしかった。
価格もリーズナブルです。
こんなお店がちかくにあったらなあと、ほんとにうらやましいです。


米国のスーパー量り売りについてはこちらに記事を書きましたので
合わせて読んでいただけたらと。
 (Click!) 

そして、バークレイ在住のyokoさんのRainbow Grocery紹介記事も是非。
写真も豊富で臨場感があります。
 (Click!) 


Img_b16a5f18f8790bf5e39d67de2187d1d7
シイタケはもちろん、サボテンの葉も売っている(笑)
Img_0e7f8b3fcacac887a2f73a6a9d7162a6
年齢層は結構高い
Img_28ff729f14630d963adce6f97a2fca8b
大きな量りは時代を感じさせます
レインボウという名の通り、ゲイ文化やヒッピーの伝統もしっかり残している
レインボウグローサリー。
単なるスーパーというより、SFの文化や歴史を継承している場所のように思えました。

そして、そのコンセプトは今も新しく、鋭く、今こそ必要とされている。
それこそが今も続いている理由なのでしょう。
どこもまねのできない唯一無二のレインボウグローサリーなのでした。
Img_9fe6ac6ab8f9ebcf1a8d559256fe7108
ベイエリアと市内をつなぐBART
すっかり、秋も深まってきましたが、年内にもう少し米国訪問の話を。
今回、ポートランドとSFを訪問したのですが、SFではいくつか
印象に残る場所がありました。

そのひとつがサンフランシスコのミッション地区。
今回もお世話になったyokoさんのお宅があるバークレイからBARTという電車で直通。
30分くらいで着くSFの発祥の地ともいわれるエリアです。

しかし、この地区、以前は(というか今も)ラテンアメリカ系の方が多く
ちょっと怖いイメージもあったのですが、今は、ネットバブルに伴い家賃が高騰した
SFで比較的安い賃料だということで、シリコンバレーに勤める若者がたくさん
移り住み、新しいお店もたくさんオープンして、coolなエリアとして
注目されています。
なんと、今ではGoogleやFaceBookなどの大企業がシャトルバスを出しているのだとか。
Img_4e44b11e56dcfd27bd84d24c04576d5c
Img_8cabc4483c19a5b03c3d0a71180c57ca
Img_a51fb60a0903666b0ff7bfb0ba43573f
ミッション地区でよく見られるのが、この壁画、MURALと呼ばれるもの。
どれも単なるイラストでなく、何らかのメッセージ性があるものがほとんど。
最近は、シリコンバレー族が増えたことにより、元々住んでいた人との
軋轢もあるそう。24丁目と25丁目の間あたりが壁画の宝庫でした。
町そのものがギャラリーになっているようで、とても刺激的。
Img_7cf02cca40a3b9d61b42dfba99cffe18
Img_264dc2d470237b99214ef4028ae8d847
Img_d07078bbc2865b84fef6904f67687ff4
壁画を見て歩き疲れた私は、何か甘いものでも欲しいなあとチョコレートの文字に偶然に入ったお店が「Dandelion Chocolate」。 (Click!) 

入口は小さくてそれほどきれいでもなかったのだけれど、中に入ってびっくり。
チョコレートドリンクを出すカフェでもあるのですが、なんとチョコレートを
作る工場が併設されているのでした!

ここのチョコレート、カカオ豆と砂糖のみを使用して作られており、ココアバター・レシチン・バニラといった他の成分は一切加えられていない。
店内では、豆の選別、焙煎、粉砕、テンパリング、型作り、パッケージといった一連の生産作業
が目の前で見られます。

そして、頼んだ「ミッションモカ」を飲んでまたまたびっくり。
こんなにおいしいモカは初めてでした。濃厚でスパイシーでカカオのかぐわしい香り。

チョコレートも、タンザニア、マダガスカル、ドミニカ共和国などひとつの産地のシングルバー!

2012年にオープンしたこのお店、かなりの注目度で、なんと来年1月には東京蔵前に2号店ができるとのこと。
偶然でしたが、チョコレートの概念を変える「クラフトチョコレート」との出会いでした。
*こちらの出会いを追加取材した記事がこちらで。是非こちらも合わせて読んでみてください。
 (Click!) 
Img_9c0026552fb92a4554327eedffcf53ba
Img_0622ba66b9e94d5cd4af4759a897cb85
ミッション地区はほんとにそぞろ歩きが楽しい地区です。
小さいけれどいい感じの本屋さん「DOG EARED BOOKS」は、新刊本だけでなく
中古本も一緒に売っている。これって、ポートランドの巨大な本屋さん「Powell books」
もそうだったけれど、新しい業態だと思う。

だって、日本の本屋さんは新刊本ばっかり店頭にあってどこも同じで面白くない。
テーマで探す場合は、中古だろうが、新刊だろうが関係ないわけです。
そのあたりが、ネット販売「密林さん」にもっていかれる一つの理由かもしれないなあなんて。

お勧め本には、ショップの人のコメントが丁寧についていて、本への愛情がひしひしと
感じられました。
Img_3e526a6ad51d1cb80c8add1288c4554e
Img_0f1d00b811aff70ab0c27034daa2616c
Img_b677fa4a0e388fb0c63aa49a9ab1a952
そして、dandelionチョコレートの近くにあった「PAXTON GATE」。 (Click!) 
ここは、植物、動物の骨、標本、貝殻、本、インテリアなどなど、とにかく自然をテーマにした
あらゆるものがある。
奥には素敵なガーデンがあって、ランドスケープデザインを本業とするオーナーが
作ったことに納得。エアープランツはとにかくSFでは大流行りでした。

博物館のミュージアムショップのようでもあるのだけれど、ちょっと違う。
家の片隅に自然を感じるコーナーを作りたい、そう思う人はまずこのお店に
行けばあらゆるものがあります。

ポートランドのミシシッピアベニューにも2号店を出したとのこと。そういえばあったのを思い出した。あちらもガーデンが素敵でした。

ミッション地区は、大手資本じゃなくて、やりたいことを極めて始めた個性的な
お店が多くて楽しめます。面白いと思えるお店はやっぱり他にないコンセプトを極めている
独立系のショップですね。

そういうわけで、ミッション地区は発見がいっぱいの連続でした。

Img_dd116a4c70dacb4136c291672625c8e2
ACEHOTELを宿に。
7月に取材も兼ねて、言ってきた米国オレゴン州「ポートランド」。ポーランドじゃないですよ~。
すっかり時間もたってしまいましたが、噂にたがわず良い町でした。
今「米国で最も住みたい街NO.1」「米国で一番グリーンな街」「米国で一番グルメな街」とかいろいろ言われているわけですが、ほんと食べるものはおいしいし、トラムでどこでも行かれるし、
森や自然はすぐそこだし、魅力あふれる地方都市なのでした。
ニューヨークやロスじゃなくて、こういう地方都市に注目が集まるのはとてもいいことだと。
そこに集まってくる人も、今までの経済至上主義じゃない人が多いようでした。

Img_c76ad3bf91b0a1c7ccf60ab028cd8804
Img_aba12dfe190e80662a1e2ba4b1db6e36
今回の取材の目的の一つ、再開発されたパールディスクリクト地区。
再開発といっても、ピカピカのビルなんてひとつもない。みんな昔の倉庫や工場跡を
うまく活用してリノベーションしている。
古さは味わい。そして文化と歴史が詰まっているのです。
それに壊して建てると余計に資源やエネルギーがかかる。
なのでグリーンな都市ポートランドはとにかく古い建物を大事にして、クールにリノベが主流でした。

そしてアメリカなのに車がなくても動き回れる。そこかしこにストリートカーやトラム、バスがあり
下町生まれの私としては大変ありがたいのでした。
もちろん、これも街の戦略。ウォーカブルな街にしてCO2を減らし、
人々の触れ合いをつくるというわけ。

Img_c7f23ee232114f88c6d1be1519d71537
Img_ffdef0cfe3e7bdcc523a48a5e5ecb04a
Img_a90e88bad4c40d34c9d803901678c513
そして、ポートランドは食の町。
ほとんど毎日どこかで産直のファーマーズマーケットが開かれている。
これがまた、オーガニックばかりでとにかく新鮮。
こんな野菜を毎日食べられたら、ほんと幸せです。

これもまた街の戦略。街があまり拡張しないように都市成長境界線をつくって
その周りは森や農場に。だから街からすぐのところに新鮮な農産物を供給できる
農場がたくさんあるわけ。
Img_a047ee938889f726a3ff8d551c0eb4a9
Img_82b09b7935b47d1bbaba5aa20b7fb74b
サードウェーブと呼ばれるコーヒーも百花繚乱。
日本でも人気のブルーボトルコーヒーもいくつかあるし、
ストンプタウンコーヒー(Stumptown Coffee Roasters)は
泊まっていたホテルの隣に(中でつながっている)あるという贅沢。
おいしいコーヒーには朝から晩まで全く困らない。

写真はパールディスクリクトにあった「バリスタ」(Barista)。
ハンドドリップで丁寧に入れてくれて、ここのカフェ・オレは今まで飲んだ中で
一番おいしかった。う~ん、また飲みたい。
Img_ae9b13962bc5a89ec461ce14e2f63627
Img_c3dcee564cc1b297f280876b613aea06
そして、クラフトビール!
市内には50軒以上のブルーワリー(醸造所)があって
作りたてのビールがこれでもかと楽しめる。
アメリカのビールって、昔は水みたいに味のないビールが多かったけれど、
今はしっかり作りこんで、バラエティも豊富。
まるでドイツかチェコのビールのようでした。
毎日おいしいビールをありがとう、ポートランド(笑)

ということで、ポートランドの魅力第一弾の報告でした!
Img_ee969ffcada775deb3b89d5bd31791ab
6月最後はライブが続きました。まずはクラリネットを含む里山ライブ
Img_6a6d3741658d538873585d98e6d4674d
チェロと歌のクラシックランチコンサート
Img_451f43102b9217d7e0516c52153be7fb
友人らによるsunday organic live
すっかり、自分のwebをお休みしてしまいました。
この2年間は、本当に忙しく飲食業と本業の編集・執筆と企画業、そして
親の介護と親の代わりの不動産管理と、いくつものわらじを履いて走っていたのです。

まあ、そんなことは長く続くわけもなく、体力的にも精神的にもいっぱいいっぱいで
いろいろ考えた末、飲食業は若くて意欲もある方に渡していこうと決心。
6月末でフロマエカフェ&ギャラリーは一旦閉店しました。
無事次を担ってくれる方々が見つかり、9月からリニューアルオープンの予定です。
ほんとうにほっとしました。

新しくフロマエを担ってくれるのは、東京で「アースディマーケット」という
生産者のファーマーズマーケットをやっているグループ。フロマエの意思をつなぎ、
発展させてくれると思います。日本の有機農業を応援するお店です。

今後は編集・執筆業を中心に、わらじも少なくして身軽にやっていく所存です。
フロマエカフェではさまざまな出会いもあり、それはこれからの財産になっていく
と思います。
ご来店くださった皆様、協力してくださった皆様ありがとうございました。

このお盆は、父親の1周忌、新盆とそのお店の譲渡の契約などを終え
一段落の夏となりました。

これからは、こちらのブログも時々更新していこうと思っています。

まずは7月に取材で行った、素敵な街ポートランド、サンフランシスコ、バークレー
のことを書いて行こうかと思います。よろしくです~。